■第1回3・11「福島第1原発事故」の放射能影響下へ、大量の青少年がカンファレンスに送り込まれた事件!!

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    池田整治(元自衛隊陸将補)           飛鳥昭雄(ジャーナリスト)

     

    飛鳥 私が所属する末日聖徒イエス・キリスト教会の一人の日本人指導者のNiは、当時、「PBO(中央管理本部)」の部長として日本の教会で権限を握っていたんですが、福島第一原発の爆発後、福島と隣接する県の大型施設を、青少年が多数集まる集会場に決めたんです。

     

     当時、東北はNiが管理する地域で、東北人にいい顔をしたかったのかもしれませんが、成長期の青少年の男女を大量に送り込むのは非常に危険でした。被爆は大人より成長期の子供の方が圧倒的に危険だからです。細胞分裂が活発なため、癌化が一気に進む。

     

     当時、Niはこの施設が空いていたのを“神の祝福”とか言っていましたが、一般からキャンセルが相次ぎ、借り手がいなかっただけです。

     

     その頃、ドイツやノルウェーの気象サイトが、リアルタイムで福島一帯の風向きをデジタル映像で流していました。それを見る限り、開催地の放射性物質の飛散状況は危険な状態でした。遠く離れた四国や九州にも放射性物質が飛散していたからです。

     

    池田 それでどうなったんですか、大勢の青少年をそこへ送り込んだんですか?

     

    飛鳥 アメリカ政府が規定した80キロ(50マイル)外でしたが、そのことについて、アメリカ政府担当のキャンベル国務次官補は、「最悪の事態を想定して50マイルにしたのではない。むしろ楽観的に考えた場合の距離です。最悪の場合は日本の大部分になる」と答えていました。

     

    池田 それが常識です。現実は同心円地図を超えている。

     

    飛鳥 そこで私は、日本を管理するアメリカ人指導者を補佐する日本人指導者のAoと会い、問題を提起したところ、考慮するという返事を得ました。

     

    その頃、私は北海道の複数の教会で講演していて、ある所で質問があり、福島第一原発の状況は安全かと聞かれたので、決して安全ではないと正直に答えました。

     

    その言葉が切っ掛けで、北海道の教会の母親たちの間で大騒ぎになりました。そんな危険な地帯へ大事な子供を送るわけにはいきません。彼女たちは必死で東京のPBOへ問い合わせしました。そこで私も責任があるので本部に赴いたわけです。

     

    ところが、考慮を約束した日本人指導者Aoがやったことは、北海道へ飛んで、子供たちを送り込む事に不安を訴える女性たちと個人面接し、安心させようということでした。

     

     それは絶対やってはいけないことで、アメリカ人の日本直轄指導者(地域会長)は、Aoを急いで東京へ呼び戻し、面接を中止させて、開催場所が本当に安全か否かを徹底調査せよと命じました。

     

    当時のアメリカ人指導者は正しい判断をしたと思います。子供を優先するか、場所を優先するかを日本人指導者たちに問うたのです。人かプログラムのどちらを選ぶかの選択です。それは信仰の根幹にも触れる大問題でした。

     

     ですが、一度間違いを認めたら最後、過去にさかのぼって自分達の落ち度になるため、日本人指導者たちは再び安全と再提出します。

     

    ですが、アメリカ人指導者は納得しませんでした。もう一度徹底的に調査せよと命じます。彼は日本人の性癖を知っていました。

     

    一方、日本人指導者たちは、安全と言い切った場所がもし危険となれば、それを決めた者と同調した者の判断力が問われる事態になります。自分たちの面子と権威に関わるのです。

     

    そこで彼らは、アメリカ人の原発推進者の英語版と、日本人教会員の英語版を書面にして提出します。アメリカ人相手には英語ということでしょう。

     

    問題はその中にある日本人教会員の企業が“東芝”だったことです。東芝は原発に関わる大企業でしょう。そこの社員なら安全というしかありません。

     

    池田 東芝は三代に渡る社長が粉飾決算の責任で辞職している。おそらく当時から東芝は粉飾決算という犯罪行為をしていたはずだ。

     

    飛鳥 はい、そうでしょうね。その東芝の件は別にしても、私の記憶では、その書面にあった専門家に原発に疑問を抱く人が一人もいなかったことです。これでは出来レースです。

     

    アメリカ人指導者は、三度やっても同じ解答なので、これ以上は日本人指導者たちの責任として手を引きます。やるだけはやったからです。日本人指導者たちは、これで安堵したことでしょう。時間が迫る中で開催地を変える手間が省けたからです。

     

    それでも、万が一の場合に備え、「避難ルートの確保」と「野外活動のできるだけの自粛」を決めることが出来ました。私ができたことはせいぜいここまででした。この日本の典型ともいえる出来事には、さらなる問題がありました。

     

    池田 それはいったい何です?

     

    飛鳥 私が問題を提起する前、そこを開催地を決めた日本人指導者Niは、安全性を保障する書類を作って配布していたことが分かりました。その書類には、専門家と称する人物の一文が記され、書いた人物を暗に“放射線の専門家”と思わせていました。

     

     その人物とは、日本人指導者の家からさほど遠くない所に住む精神医Neで、私はその人物を教会でよく見ていて知っていました。精神医というのは原発事故に対応できる専門家ではありません。

     

    池田 当たり前です。あなたが通う日本の教会の人達はそんなことも分からないのですか。

     

    飛鳥 恥ずかしい限りです。しかし、日本人の多くが、私や池田先生のようなジャーナリストや専門家ではありません。

    確信犯ともいえますが、精神医Neは脳をスキャンする「レントゲン」「CTスキャン」を使うため、放射線の専門家ではあります。歯科医でさえ「レントゲン」を使うので放射線の専門家になります。

     Neは放射線のオーソリティであっても、“放射能”の専門家ではないんです!!

     

    池田 その通りですよ。放射能の専門家は、原子力潜水艦の事故や原発事故、さらに核戦争の被害を扱う特殊な専門家のことです。

     

    放射能と放射線の違いを知らないなら、そのような人物が開催地を決めるのは危険で、Niがそれを知っていたとしたら確信犯といえる行為です。

     

    飛鳥 ところが、それを裏付けるような驚くべき証拠が出てきました。

    末日聖徒イエス・キリスト教会には伝道部ごとに区分けがあり、基本的に沖縄地区の青少年が、東北地区で開催される大会に参加することはありません。エリアが違うからです。

     

    問題の日本人指導者Niは、自分の一族数十名を引き連れ、沖縄の那覇に集団移住する計画を練っていたんです。その当時、彼は名護で土地を捜していて、退職金でそこを購入するつもりでした。

     

    その土地へ彼を案内した人物がいて、情報も得ていますので間違いありません。退職するなら、夫婦だけで移住すればいいのに、一族郎党引き連れて集団移住するのは余程のことです。尋常ではありません。

     

    その人物は着々と名護に土地を購入する段取りを推し進める中、東北の開催地へ一人でも多くの青少年を送り込むことに邁進したんです。

     

    このNiの方針に疑問を呈した牛久在住の、PBO職員の妻に、Niはニコニコしながら「あなたは信仰が足りませんね」の一言を投げかけ、妻は仕方なくこの男の同調圧力に従った。

     

    この経緯を知った私は、第一安息日の「証会」を通じて、名護の教会が飛鳥ファンの根拠地の一つと伝えると、Niはあわてて集団移住計画を中止しました。じつはNiは、原発事故の前年から、飛鳥昭雄の講演会(外部の主催)に教会員が参加しないよう、怪文書を作って教会内に配布していました。

     

    それは、末日聖徒イエス・キリスト教会が、特定の個人相手に営業妨害をしたことになります。これは法的に「常務妨害」「営業妨害」という立派な犯罪行為ですが、当時、問題があまりにも大きいため、刑事訴訟を控えたのです。(今も訴訟する権利を有しています)

     

    池田 遠慮せずに訴えればいいんです。膿は早く出した方が組織のためにはいい。

     

    飛鳥 この男が飛鳥昭雄に反目した理由は、「大和民族=イスラエル人(ヤ・ゥマトはヘブル語でヤハウェの民の意味」「天照大神=イエス・キリスト(古代は天照国照彦という男神だった記録あり、漢字分解すると天=工・人/照=日・召・炎/大=一・人/神=ネ・申で「炎の日の神に召された大工と申す」が正体)」ということが、教会のマニュアル(教科書を含む)のどこにも書いていない理由からでした。

     

    ですが、本部のソルトレイクのスタンスは柔軟で、可能性があることを否定しません。というか、研究は自由ですし意見も全くの自由なんです。

     

    一方の日本人指導者たちは、マニュアル(主に指導者マニュアル)を「憲法として扱い、そこに書いていないことを全て異端とし、排斥しようと画策します。

     

    彼らの多くは「同調圧力」を駆使し、皆と同じことを考え、同じ行動をしないと、他の皆が迷惑するし、組織も迷惑するという方法で圧力をかけてきます。

     

    勿論、全ての日本人指導者がそうするとは限りませんが、多くの者がNiと同じ手段を使います。

     

    池田 そんな連中は、律法という手引きに呪縛された律法学者と同じですよ。

     

    飛鳥 誤解が無いように申し上げますが、ソルトレイクの方針は「禁じられたこと以外はやっていい」で、日本人指導者たちの方針は「やっていいこと以外はやってはいけない」なんです。

     

    ですから日本の教会では、指導者マニュアル以外はやれませんし、前例主義ですから全てに後ろ向きで、新たなことが出来ません。

     

     どうしてもやりたい場合、日本人指導者たちの“許可”が必要で、多くの場合は手引きにない理由で却下され、永久に棚上げにされたままになります。

     

     いわば、日本人指導者たちは必要以上の「許認可権」を握るわけで、そんな権限をソルトレイクは日本に与えていません。

     

    池田 でしょうね。でないと官僚主義が組織を支配することになる。

     

    そうなると組織は硬直化し、遅かれ早かれ壊死することになる。千変万化する戦場では、手引きよりも対応力(応用力)がないと、部隊は全滅することになる。あなたの所では、そんな上官しかいないのですか?

     

    飛鳥 はい!!多くの場合はその通りですが、例外もあります。が、極めて少ない。

    最大の被害者は教会員の帰国子女かもしれません。アメリカでやっていいことが、日本では前例が無いのでやってはいけないとなると、彼らは混乱するわけです。

     

    世界中で発展する末日聖徒イエス・キリスト教会が、日本で発展しない理由がそこにあります。ソルトレイクと方針が百八十度違うからです。これは国民性の違いをはるかに逸脱しています。

     

    ですから問題の指導者Niは、日本のローカルルールに従わない飛鳥昭雄が嫌いだったと思います。というか、役所的な官僚主義に従わないからでしょう。

     

    結果、私は北海道の教会で講演ができなくなりました。北海道の各地域の教会を管理する日本人指導者たちが、飛鳥昭雄を指導者に逆らう危険分子として、教会堂で講演させないことを決めたからです。

    また、原発のような発言をされては困ると考えたのでしょう。

     

    アメリカ人が日本の青少年を守ろうと努力しても、肝心の日本人が徒党を組んで子供たちを放射能地帯に送り込んだ出来事があったことを知ってほしいと思います。いつもアメリカが悪いわけではありません。

     

    今、私が最も心配しているのは、参加した青少年たちの被爆です。特に体内被曝が心配で、地産地消の料理を大会の間中食べた可能性があり、近い将来、癌や白血病の発生を心配しています。特に若い女性の子宮癌を心配しています。

     

    池田 同じ日本人として恥ずかしいですね。官僚主義による最悪の結果を見た思いです。

     

    飛鳥 この状況がアメリカの本部(ソルトレイク)に伝わりましたから、2015年4月にソルトレイクから来たアメリカ人指導者は、日本人指導者を集めて、「マニュアルで判断するな」と警告しました。

    が、今も日本人指導者のほとんどが、その意味の深刻さを理解していません。

     

    これが日本人指導者達への最後通牒でしたから、この先、もっと大きな事が実行に移されると思います。

     

    池田 こんなことを公表して飛鳥さんは大丈夫なんですか?あなたの教会での立場だけど。勿論、日本での。

     

    飛鳥 アメリカの開拓者時代、モルモン教徒を辱めた教会指導者たちの名は、ちゃんと公開されていますし、教会の教科書にも名前が記載されています。

     

     一方の私は頭文字のローマ字読みしか公開していません(いずれ姓名を公開します)し、問題の日本人指導者Niを含む官僚主義者達の所業は無数にあるので、いずれ全て公開します。

     

     日本を直轄する地域会長会の一員だったAoは、Niの口車に乗って怪文書に名を連ねたため、私の住む牛久へ何度も足を運び謝罪しました。刑事事件だからです。が、策謀を計った肝心のNiは最後まで私に謝罪しませんでした。

     

    「怪文書についてPBOに問い合わせた際、逆に自分のオフィスへ私を呼びつけ、誰が怪文書の存在を教えた(漏らした)かを追求してきました。まるでこちらが犯罪者扱いでした。

    二回目は「あなたがそんなに傷つきやすい人とは思いませんでした」と笑みを浮かべながら握手を求めてきたので、教会専属の弁護士に何かを言われたのでしょう。

    三回目は連名者Aoの横に立っているだけで、最後に自分から私にハグしてきました。 

     

    ハグはアメリカ式の和解の証明で、Niは手引き通りにしただけです。Niからは最後まで正式な謝罪の言葉は無く、何の誠意もありません。

    手引き通りのハグは茶番ですし、そんな手引きなど誠意が無ければ何の意味もありません。

     

    実はNiが日本の教会の部長に着く前、アメリカの面接官は三度もこの男の面接をやりなおしています。一度では決まらないんです。通常、召される場合は一度で済むのですが、この男の場合はそうではなかったようです。

     

    私はジャーナリストですので、事実を公開することに躊躇しません。勿論、徒党を組んで反発する輩は出てくるでしょうが、長い目で見た場合、メンバーは「サンヒドリン(イエス・キリストと対抗した宗教官僚組織)」から解放されるので、賛同してくれると思います。

     

    それに私の教会歴半世紀は決して伊達ではありません。日本の教会を知り尽くしていますので、反発する連中にはどうしようもないでしょう。

     

    池田 なるほど。他の連中よりも教会歴が長い(笑)

     

    飛鳥 そうとばかりは言えませんが、私自身の教会でのスタンスは、日本の官僚主義者たちが長年作り上げた同調圧力によるローカルルールより、本部のソルトレイクのワールドルールに従うということです。

     

     末日聖徒イエス・キリスト教会は、国の方針に従うことを由としますが、明らかな間違いに着きあう必要はなく、それも最終的には個人の自由意思に任されます。■

      

     

    日本の教会と世界の教会の「比較検討」サイト↓

    http://lds-1.jugem.jp/

      

     



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